人とAIの共創が生み出すタフネスデザインの新境地、異素材融合フレーム採用のMT-G

新たなデュアルコアガード構造を開発・設計するプロセスにAIを活用した、新形状のカーボンとステンレススチールの異素材融合フレームを採用。強さと美しさが高次元で響き合う今までにない外装デザインのMT-Gです。
デザイナーが作成したベース案を、AIを活用して解析・シミュレーション。G-SHOCKが長年培った耐衝撃構造データを基に、設定した構造強度、素材特性に最適化された3Dモデルを生成し、その造形に人の手で修正を加えるという手順を繰り返すことで、機能性と美しさを併せ持つ独創的な形状を実現しています。独自のデュアルコアガード構造と組み合わせることで、MT-Gが追求する革新的なタフネス構造をさらに進化させています。フレームにバンド接続部を設けることでケースへの衝撃伝達を緩和する新たな発想を、カーボンとメタルを組み合わせた構造で実現。ラグ部のメタルパーツとフレーム本体のカーボンパーツは、衝撃の影響を受けにくいビスレス固定の新規構造を採用しています。
カーボン積層フレームは、シート状のカーボンとグラスファイバーを積層した母材を立体状に削り出し複雑造形のフレームを成形。2つの素材が織りなす美しいレイヤー模様をデザインに落とし込んでいます。ベゼル、サイドボタン、裏蓋と噛み合うように配置することで、異素材融合を強調した美しいサイドビューを生み出しています。
ベゼルのステンレススチールパーツは内側と外側で2体ベゼルを採用。ヘアライン仕上げとミラー仕上げで部位ごとに磨き分け、金属の美しさと高級感を際立たせています。裏蓋は、粉末状の金属を射出成形するMIM（メタルインジェクションモールディング）成形により立体的に成形され、ケースを保護しています。
また、ベゼルなどのステンレススチールパーツに新開発のブルーグレーのIP加工が施されています。
ダイアルは、傾斜がついたダイアルリングに、大胆に立ち上げた大型インデックスを組み合わせるなど、立体的なパーツ配置で奥行き感を演出。インデックスには、多面構成のシャープな造形に蓄光処理とメタリック蒸着が施されています。山形カシオの微細加工技術を駆使した精緻なパーツ造形により、細部まで質感高く仕上げられています。
機能面ではBluetooth® 通信機能により専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続し時刻情報を取得。マルチバンド6やタフソーラー、高輝度なLEDライトも搭載し、実用的な機能を備えています。
人とAIの共創により、素材、構造、造形のすべてを有機的に結合し、MT-Gが追求する革新的かつ独創的な機能美に落とし込んだモデルです。